型枠工事とは?

要の職種!

建設現場のイメージ

 

鉄筋コンクリートの建物など建てる際、コンクリートで出来た柱・梁・壁を組み合わせるのでは、ありません。
現場でコンクリートを固めて作っています。その作業に欠かせない存在が、『型枠大工』です!


建物のパーツの型を作る仕事

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     「函館アリーナ躯体 3Dイメージ」             「北海道新幹線 高架橋 3Dイメージ」

現場で型枠大工が、柱・梁・床・壁などの鋳型を作り、その中にまだ固まっていないコンクリートを流し込んでコンクリートが固まったら、鋳型を外し建物の主要部分が完成します。大雑把ですが、型枠とは、こんな仕事です。
建物の主要な部分を作る仕事なのでとても重要な役割を担っています。

職人の技!

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型枠大工として1人前になるには、個人差もありますが10年は、かかります。近年は、高度な技術を要求されています。
「垂直精度±3mmというのが、業界の一般的な許容範囲。これ以上歪みが出ると建物の強度や出来映えに多大な影響が出てしまいます。これを人の手で図面との誤差を±3mm以内におさめるのが型枠大工の仕事です。

海外では、鉄筋コンクリートで建てられているビルなど突然崩れた等という我々には、信じられないニュースなど聞きますが、日本では、あり得ないことです。日本の建物などの安全性を支えているのも型枠大工の腕に掛かっているといっても過言ではありません。

日本の型枠大工は、鉄筋コンクリートの建物の精度や仕上がりを大きく左右する重要な職種だとわかって貰えたら嬉しいです。その技術の伝承してくれる人が多く現れてほしいと思います。